守るべきもの

 

残念ながら3連覇達成!とはなりませんでしたね。

子供の頃、野球少年だった(そうなんです!)僕としては、今日もテレビ観戦していました。

結果は1-3。スコアだけ見ると惨敗ですが、内容的には完敗だったかもしれませんね。

3点取られたとはいえ、9イニングでたった3点しか取られなかったので、守りは上々だったのではないでしょうか。

(結果論になりますが)8回裏のダブルスチール。

2次ラウンドの台湾戦では個の力で打開出来たものの、あそこは決然とチーム方針としてサインを徹底すべきだったのでは!?飛び出してしまった内川選手が可哀想でなりません。

でも、今回のチームは、最後までどんな野球を目指していたのか分からなかった、というのが個人的な感想です。

前回は、調子の悪い選手達も我慢して使い続け、確立の高い方法で得点を積み重ねて行ったと記憶していますが

今回は、チームプレーというより、個人の力で突破口を見出したような気がしました。

オランダ戦で打撃が上向きになったことで、スモールベースボールを守らず、試合運びが大味になったような。

今日の試合は、先日の台湾戦の7回までを再現したような内容でしたね。

台湾戦9回オモテの盗塁も、本当ならその前の打者で送りバントをするなどして最低2塁にランナーを進めなきゃいけない場面で強行して外野フライ。その後、一か八かの盗塁。成功したから良いものの、ひとつ間違えば拙攻で敗戦でした。

今回の8回の攻撃も、ようやく打線がつながり3連打。打者は阿部選手。

チーム発足時から彼が中心のチーム、と言って来たのだから、あそこは全てを彼のバットに任せる。もしくは、調子が上がらない!ということであれば、進塁打を狙わせる、という作戦を守るべきだったのでは。

それでダメなら仕方ない!というくらいの2連覇してきたチームとして、堂々と守るべきプレースタイルを貫いて良かったんじゃないか?と思ってしまいました。

でも、一時は監督が決まらない、選手会は不参加を表明、4番を期待していた選手が怪我、メジャーリーガーは不参加、初戦でおもわぬ苦戦、などなどの苦境を乗り越え

シーズン前の大事な時期にも関わらず、名誉の為に頑張ったプロの選手たちに

何か守るべきプロとしての誇りのようなものを感じました。

2連覇してきた誇りは守れたのではないでしょうか。

キャプテンの阿部選手も、昨シーズンの最後に怪我をして、本当なら今シーズンへのコンディション作りに苦慮しなくてはいけない時期に、心身ともに非常に苦しかったはずです。これから始まるシーズンに影響がなければいいんですけどね。

次回は2017年ですか。なんだか、組み合わせや開催方法などなど、若干首をかしげたくなることも多いですが、

今度は選手たちが、思う存分試合に臨めるように、体制を作って欲しいですね。

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