1%に見える99\%の努力

 

4月1日に便乗して、

悪ふざけをしてしまったので、

今日は真面目な話題を!

同業者の友人のブログを読んで思ったこと。また、レッスンをしていて感じていること。そして、昨日のあと一歩でパーフェクト!という試合を見てて痛感したこと。

プロとして世間に認めらている人は誰しも、人の見ていない所で(想像も出来ないような)努力をしているんだと思います。

これは、どんな世界の人もそうなんだと思います。

でも、人はその人たちを「天才」という一言で定義づけてしまいます。

友人のブログの言葉を借りれば、「魔法使い」ね。

そう見えるってのは、ある意味”すごいこと”ですけどね。

レッスンをしていて感じていること。

それは、人はその「魔法」を手に入れたがること。その方法、つまり基礎をしっかりやろう!と伝えても、多くの人がその回り道に見える「近道」を歩まずに、幻が見える一直線の道を歩いて行き、いつの間にか目標を見失うこと。

でも、これは僕も同じような経験を何度もして、その度に方向修正をするものなので、自分自身への戒めとして意識していないといけないですね。

ある人が、「天才とは99%の努力と1%のひらめき」と言う言葉を残していますが、

もうちょっと正確に言うと、もしかしたら「人の目に”天才”と映る人は、これ以上出来ない(=100%)くらいの努力を積み重ねた結果、かすかなアイデア(=ひらめき)を見つけられる」ということなんでしょうね。

でも、昨日の試合を見ていて、「よし、上手く行った!」と思ったほんのわずかな油断(なんて言い方は失礼かもですが)が、「ああ、もったいない!」という結果になってしまうんでしょうね。あんなすごい(努力を積み重ねてきた)ピッチャーでもそうなんですよね。

*ちなみに、あの試合が1-0という試合だったら、達成できていたかもですね。7-0だから余裕があり過ぎたかも!? でも、きっといつの日にか実現するでしょうね、そんな気がしています。

演奏する時は99%の努力が、わずか1%に聴こえるようにしたいですね。

その1%を手の中で大切にしていても、99%の大切なものを掴んで離さない大きな手(=魔法)を手に入れられないから。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメントをどうぞ

演奏のご依頼

全国出張演奏も承っております。 生演奏や ソリスト出演・伴奏のご依頼、レッスンのご依頼など、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら