「~しなければいけない」という発想をやめてみよう!

 

8428D48C-657A-41D9-B0F4-51ECCE6440FD英語の授業で「must」や「have to」という表現を学んだと思います。

少なくとも私は、もし英語でレッスンをするならば、この二つの表現は使わないようにしようと考えています。

何故なら、いくら正しい考え方だとしても「強制は上達を妨げる」と感じるからです。

例えば

「上手くなるためには基礎練習をしなければいけないんですよね?」と尋ねる方も多いですが

基礎練習を日々積み重ねて上手くなる人もいれば、曲に取り組みながら必要だと感じたテクニック練習を補いながら上手くなる人もいます。

「(演奏時の)良いフォームとは、背筋をピンと伸ばした状態でなければいけないんですか?」と結論ありきの質問を受けることもありますが、

身体は人それぞれ違う。得意な動き、自分に合った動作、人それぞれ違います。

スポーツ選手を見てください。一流と呼ばれるアスリートはみんな同じ体型ですか? 野球の打者は全員同じスイングしていますか? あのイチローだって最初は他の人と違うから直せと強制されたと聞いたことがあります。でも自分なりに毎年試行錯誤して「良いパフォーマンスが出来る構え」を引退まで模索し続けたはずです。確かに初期の頃と引退前の構えが見るからに変わったとは(少なくとも私の素人目では)感じませんけど。

右手のタッチに関して「弦を”しっかり”捉えなければいけない」という言葉だけを間に受けて、蚊の鳴くような音で演奏していませんか?

左手の押さえですが「指先で”きっちり”押さえなければ」と考えすぎて、手が痛いのを我慢していませんか?

私なら「had better」(~した方がいい)という思考をオススメします。

昨日より、5分前よりも何か改善すればいいんです。決して一直線ではないですが、紆余曲折しながらも理想とする状態に近づくはずです。

「上手くなる」という目標がどの辺にあるかだけ把握していれば問題ありません。

「目標に向かって練習しなければ上手くならない」なんて考えていると、道の側に咲いている花に気づかず踏みつけてしまったり、途中で助け舟を出してくれる人の言葉が聴こえなかったり、忘れ物に気付かず手詰まりになったりするかもですよ。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメントをどうぞ

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。