木も見て!森も見て!

 

36db245da1c8fb696b549fee09033fdd_s 練習ではもちろんですが、全てのことに通じると思います。

大きく物事を俯瞰して見る時と、小さなことをクローズアップして見る時、何事もバランスを大切にしなければと思います。

レッスンをしていて思うのが、生徒さんの多くが自分の演奏を弾けた・弾けなかったの2択で判断しすぎていることです。

最初から「弾けた!」という満足感を得たいと欲張ることは大切ですが、

その域に達しなかったからと言って、全くダメ、ということは有り得ません。

レッスン開始時に「今日は(最近ほとんど練習出来なかったので)全然弾けないと思います。」と仰る方もいるのですが、

「まあ、今の自分を諦めず精一杯表現してごらん!」と励ますと、思ったより弾けていることがほとんどです。

ただ、決まって生徒さんは「やっぱり全然ダメでした」って仰います。

100%の満足感が得られなかったからなのでしょうけど、100点じゃなければ0点なんでしょうか?

いやいや、そんなことは絶対ないんです。

最後まで止まらずに弾けたけどミスが多かった。
最初の方は納得出来る演奏だったけど、最後に近づくにつれ思い通り弾けなかった

自分では全然ダメだと思ったけど、レッスンで先生から褒められた。うーん、微妙だなあ・・・

そんな経験ありませんか?

先生はあなたの演奏の良いところを見つけてくれた。あなたは自分の不満足な部分が気になっている。それだけのことです。

「木を見て森を見ず」という言葉があります。

木ばかりに注目していては、周囲で何が起きているか見過ごしてしまいます。

森ばかり見ていても同様です。肝心なことをぼんやり全体を見ていることによって気づかないまま時が過ぎます。

時には細かいところを気にしつつ、場合によっては全体を見渡してバランスを取ること。

今、いろんな意味で先行き不透明な状況だからこそ、大切にしたいと思います。

 

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コメント一覧

  1. 鈴木 ゆかり より:

    自宅で何回か録音練習して聴き直すと この部分はテンポが崩れたリミスもあったけど全体の表現 曲らしさは出せた という時と ミスは少なかったけどどんな曲なのかわからない演奏になったと思う時と色々です
    又 ミスはあっても弾いたと満足出来る時があったり不思議なものです
    自分の演奏を最近ようやく客観的に聴ける様になりましたが、森のことを考えながら一本一本の木を育てるのが練習でしょうか

    • masuda より:

      「森のことを考えながら一本一本の木を育てる」という感覚、とてもいい感じですね。

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