初体験を終えて

 

その感想を!(^-^;(いつもブログ読んでくださってる人は何のことか分かりますよね?)

変なタイトルなので、○○系サイトから変な書き込みやトラックバックがありそうだなあ(苦笑)

体験したのはもちろん!!

コンクール審査ね。

皆さんに心配されていたほど、疲れませんでしたよ。

レコーディングの方が疲れたかも!?

でも、一番困ったのは、いくつか自分の中で大事にしている音楽の要素で、何を優先するか、ということ。

2次予選は、(ブログという媒体を通して、文字だけで説明するのは無理がありますけど、)

すごく簡単に言うと「この人の演奏を本選でもう一度聴きたいかどうか??」という点かな。この一言で、ある程度説明がつくかなあ。

通過者のうち3人は僕の審査どおり。あと2人は当落線上かな・・・と思った人だったような。

本選は、簡単に説明できませんが、ポイント挙げると下記のような感じかな。

1、演奏能力があるかどうか?(潜在能力も含めてね)
2、自分の表現が出来ているかどうか?(先生に言われた通りに弾いたという意味じゃなくて、自分なりに理解して、それを自分の言葉として表現できていたかどうか)
3、舞台上で出している音を、最後まで良く聞いているかどうか。
4、将来性 (現時点では???って部分があっても、将来的に改善できそうかどうか)

今回、あくまでも”ゲスト審査員”という立場だったので、ここまで考えなくても良かったのかもしれませんが、

やはり、1位に値する人=この人は、いろんな意味で魅力的な演奏家になる可能性が大きいですよ!

と、世の中に推薦する意味もあると思うんです。

演奏家として、成功するかどうかは、あとは本人次第だし。

そんなことを考えながら、出来るだけ批判的になり過ぎないように!と思いながら審査してました。

一番強く感じたのは、自分の出す音を、いかに「客観的に聴く」という作業(つまり上記の3の項目)が難しいか、ということでしょうか。

予選でも本選でも、すごく魅力的に感じる部分もあるのに、ここでどうしてこんな弾き方に??もったいない!!(>_<)って思う人もいたし。
ギターを一生懸命”弾き過ぎる”が故に起きてしまうことなんでしょうね。

でもギターは、あくまでも表現する為の手段(道具)なので、それによって、どのような結果(音?音楽?)が生み出されているか、それが大事なんでしょうね。

審査をしたんですが、自分の「演奏家」としてどうあるべきか!?ということを考え直す機会にもなりました。

40名、のべ46人の、それぞれのコンクールに対する熱い思いが籠もった演奏を聴かせて頂きました。大変貴重な機会になりました。

ありがとうございました。(^-^)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コメントをどうぞ

演奏のご依頼

全国出張演奏も承っております。 生演奏や ソリスト出演・伴奏のご依頼、レッスンのご依頼など、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら