糸巻を交換した理由

   2021/02/10

ロジャース先日、とあるご縁でクラシックギターでは高級糸巻(弦をチューニングする際に使用するペグ)であるロジャース(Rodgers)を入手することになり、愛奏しているJ.L.ロマニリョス(1986)に装着してもらいました。

実は10年ほど前に、それまで使っていた糸巻の調子が悪くなりアレッシー(Alessi)に付け替えていただいたのですが、音色(特に低音)が艶っぽくなり非常に好印象でした。

そんな経験もあり、今回のロジャースへの変更は期待大!ワクワクしながら交換作業を見守り、弦を張り直してから1時間ほど経って試奏したら・・・

10年くらい若返ったような瑞々しい音色に変化!

しました。素晴らしいです。もちろん音色や響きに関しては個人的見解です。好みなどあるので、一概に必ず良くなる!なんて断言できませんが、大変満足な結果となりました。

その結果動画はこちら → アレッシー(Alessi)とロジャース(Rodgers)を弾き比べ

*ちなみに生演奏では、マイクを通しての音よりもその差はもっと分かりました。

詳しい方に糸巻を交換した際の音の変化について伺ったら、「ギアー部分とウォームシャフト間の”がたつきとつまみの遊び”が大きい糸巻の音は透明感や、伸びに影響があるようです」とのこと。

ナットやサドルを含め、つい素人考えで自力で調整しようと考える方も多いようですが、ちょっとしたことで楽器は良くもなるし、悪くもなります。経験や知識が豊富な人に相談をし、調整をお願いしながら愛奏すると、自分にとって掛け替えのない相棒になっていくんでしょうね。

この楽器で皆さんのところへ出張演奏する機会が近々あると嬉しいです!

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