音楽用語を正しく理解しよう!

   2020/11/06

 

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今日ご紹介する2冊はバッハやバロック音楽に限らず、プロ・アマ問わず是非読んでほしい書籍です。

まずは、イタリア語から学ぶひと目で納得!音楽用語事典

学校の音楽の授業では例えばAllegro=速い、と理解したり、Andanteというテンポをメトロノーム上での数値だけを頼りに判断したりする方も多いように感じますが、音楽は聴覚を通じて感じる芸術である以上、人によって受け取り方が全く同じなんてことはありえないと考えています。

そんな時にこの本に書いてあるイタリア語の本来の意味、用途を知ることで「なるほど!そういうことか!」と演奏上大切なことの一つである、楽曲や作曲家の言いたいことに共感する、ということが出来るようになります。〈rit.〉と〈rall.〉の違いはなんでしょう? この本の中に書いてあります。必読です!

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正しい楽譜の読み方 バッハからシューベルトまで

ギターファンが60年間愛読するクラシックギター専門誌【現代ギター】を刊行する現代ギター社が2009年に出版した名著です。

ウィーン音楽大学での講義を基に、演奏に役立つ知識がより実践的に記載されています。

皆さんは楽曲にテンポを想起する言葉が記述されていない際、どのようにしてそれを決めていますか? 楽譜を運指が書いてある・なし、だけのものだと捉えていませんか?

私の持論かもしれませんが、楽譜から楽曲を正しく読み取れば必ず良い演奏の指針となり、練習が有意義なものになります。

非常に簡潔に分かりやすく書いてあるこの本も是非ご一読ください!

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