スペイン「アンダルシアの風景」
release:2011.02.23 9th Album
9枚目のアルバムは、イスラムの空気を色濃く残すスペイン・アンダルシア地方にスポットを当てました。誰もがあこがれる“名曲”たちに新たな命を吹き込みます。
収録曲
- 【I.アルベニス/入江のざわめき】
- 【I.アルベニス/グラナダ】
- 【I.アルベニス/コルドバ】
- 【J.アルカス/ムーア人の織物による幻想曲(ハバナのプント)】
- 【E.グラナドス/スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」】
- 【E.グラナドス/スペイン舞曲第2番「オリエンタル」】
- 【E.グラナドス/スペイン舞曲第3番「ファンダンゴ」】
- 【F.タレガ/エンデチャとオレムス】
- 【F.タレガ/アラビア奇想曲】
- 【F.タレガ/ムーア舞曲】
- 【F.タレガ/アルハンブラの想い出】
- 【J.トゥリーナ/セビリャーナ(原典版に基づく)】
益田正洋(g)
fontec●FOCD9506/¥2,520(税込)/2011.02.23発売
2009年12月14~16日、2010年11月24~26日 秩父ミューズパーク音楽堂 録音
使用楽器:J.L.ロマニリョス1世 1986年 “Pluma”、アルカンヘル・フェルナンデス 1999年
発売元:(株)フォンテック
♪ 演奏者より
スペイン!と言っても、そこに根付いている文化はヴァラエティに富み、知れば知るほどその魅力の虜になってしまいます。
このアルバムでは1900年前後に書かれたスペイン作品の中から、アンダルシア地方に縁が深い作品を集めました。ヨーロッパとオリエンタル(イスラム)文化が融合するスペイン。その芳しくも誇り高い雰囲気満載の音楽が、あなたの心を揺さぶることでしょう。
♪ ライナーノートより(抜粋) / スペインの“国民楽器”そして“魂の楽器”ギター 濱田滋郎
このディスクに、19世紀後半から20世紀初め頃までに書かれたスペイン音楽の粋を集めて演奏する。アルカス、タレガ、トゥリーナに関してはオリジナルのギター曲、アルベニス、グラナドスはピアノ曲からの編作。いずれにしても、この名曲達は、奏者がスペイン音楽の特性を深いところから読み取り、身につけ、いわゆる機微に触れた表現を成し得ているゆえに、素晴らしい出来映えのものとなった。